展示用絵画:言葉の向こうへ [作者:NATSUKI]
展示用絵画:言葉の向こうへ [作者:NATSUKI]
展示用絵画でお部屋を華やかに彩ります。販売金額の一部をアーティストに支援金としてお渡しします。
作品名:言葉の向こうへ
アーティスト名:NATSUKI
■商品情報
info1 | 送料込み |
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info2 | 厚紙:A4サイズ(210mm × 297mm) キャンバスパネル:F3号(273㎜×220㎜×D18㎜) |
誰にも聞こえない52ヘルツの声で歌うクジラがいると知った。
私の声と一緒だと思った。
自分の気持ちを話すのが苦手で上手く伝えられない。
誰にも伝わらない、届かない想い。
辛くて苦しくて、それでも歌い続けるのは
希望を捨てていないから。
このクジラの声は私の声。
さぁ旅に出よう。
クジラの背中に乗って
この声が、この想いが伝わることを信じて。
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【制作用具】
- デジタルアート
- 指
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【制作風景】
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【プロフィール】
なっちゃんは自閉症です。
世の中の色んな事が、なっちゃんには刺激が強すぎます。
音だったり光だったり、触れる物にも敏感です。
感受性も豊かすぎて
周りの人の感情が移ってしまいます。
人がたくさんいる所が辛くて
学校に行けなくなりました。
友達もいなくなりました。
とても生きにくい世界。
ある日、外の世界が怖くなり家から出られなくなりました。
こんな辛い日々がずっと続くなら生きていたくない
何度も何度も泣きました。
そんな時、絵を描き始めました。
心のモヤモヤを頭の中のグチャグチャを
無心になってペンを動かす。
何十枚、何百枚、毎日毎日描いていました。
そして、その絵を見て気づきました。
「悪いことばかりじゃない」
「遊園地みたいだ」となっちゃんは言います。
頭の中がグチャグチャして騒がしくて、怖かったり悲しかったり、もう嫌!って思うけど
ワクワクするような楽しさもある。
うまく言葉に出来ない、心のモヤモヤや頭の中のグチャグチャを
なっちゃんは絵の中なら素直に表現できる。
なっちゃんの描く絵は、意味のないものをたくさん描いているけど、その中に楽しさがある。
「私には何もない」と言っていたなっちゃんそのもの。